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私たち”おもてなしロボティクス”は、ロボティクスとシステムズエンジニアリングを用いて、社会課題を「業界構造を変えるレベル」で解決していく集団です。メンバーは、特定業界の専門家・技術者・事業家が集い、“おもてなし”レベルのサービスをロボットで実現することを目指しています。
私たちの目的は、労働生産性の革新を連続的に起こし、継続的に人類に貢献すること。100Bドル以上の規模を持つ産業を1点集中で変革し続けることで、人材不足という社会課題を根本から解決していきます。ロボットを通じて“おもてなし”を提供し、目の前のお客様に幸せを届けることが、私たち自身の幸せでもあるのです。
“逆のスケーラビリティを社会実装する”
人類はこれまで、人口増加とともに大規模化する社会システムを構築してきました。しかし今後、特に先進国を中心に人口減少が確定的となり、少人数でも社会サービスが成り立つ新たな仕組みが求められています。そこで私たちは、ロボティクスとシステムズエンジニアリングを活用し、業界の人材不足を根本から解消することで、少ない人口でも“おもてなし”レベルのサービスが全員に行き渡る世界を実現したいと考えています。
“おもてなし”:相手を心から歓迎し、分け隔てなく親切に接する日本の文化
“おもてなし”という言葉は、マニュアル的で均一な対応ではなく、一人ひとりに寄り添い、丁寧に対応することを意味します。私たちは、客室清掃における300以上のチェック項目をはじめ、あらゆる業務工程でこの“おもてなし”を再現性高く実行するために、人間の常識をロボットが学習できる仕組みを構築しています。
この“おもてなし”の継承は簡単ではありません。しかし、それをロボットとAIの力で持続可能な形にして広く届けることで、人材不足の解消だけでなく、人々をより幸せにし、文化を未来に繋いでいくことができると信じています。“おもてなしロボティクス”の名は、こうした素晴らしい文化的取り組みをロボットを通じて次世代に継承していく私たちの想いを体現しています。